レシピ
荒木慶子（料理研究家）
調理時間：20分
食物繊維が豊富なかぼちゃと豚肉を組み合わせた健康メニュー。ポイントは風味付けに発酵食品の酒かすと甘酒を使っている点です。酒かすは免疫力を高める効果があり、食物繊維と一緒に取れば腸内の菌が活性化し、さらにその効果が高まります。しかも、酒かすを使うとお肉も柔らかくなり、一石二鳥ですよ！
材料 ※4人分
- かぼちゃの薄切り（5mm幅の手のひら大サイズ） 12枚
- 豚肩ロースの薄切り（網焼き用のもの） 8枚
- 酒かす 100g
- 甘酒 大さじ4
- 塩こしょう 少々
- ①豚肉の両面に軽く塩こしょうをふる
- ②器に酒かすを入れて電子レンジ弱（150〜200ワット）で10〜15秒加熱。やわらかくなったら甘酒を加えてゆるめる
- ③ラップを敷き、その上にかぼちゃ1枚を置く。②を小さじ1ほど塗り、その上に豚肉を熱が通りやすいよう少しずらして置く。かぼちゃ＋酒かす＋豚肉＋かぼちゃ＋酒かす＋豚肉の順に重ねる。（この1組が2人分になる）
- ④③と同じ要領でもう1組分作る
- ⑤耐熱皿に1組分の③を乗せ、四方からラップを寄せて包み込み、電子レンジで3〜4分加熱する。④も同様の方法で加熱する
- ⑥粗熱がとれたら器に盛り、食べよい大きさに包丁を入れておく
荒木 慶子（あらきけいこ）
1972年に渡米し、デュマ・ピエークッキングスクール全課程修了。1984年に料理スタジオ「クックダム」を設立。料理教室主宰、食品企業の商品開発などを行う。1990年には中国陝西省現代中医学 元漢方医 張先生につき東洋医学・薬膳を学ぶ。2016年にNPO法人認知症サポートネットに入会し、現在は認知症予防料理アドバイザーとして活躍。主な著書に『おかあさんのおかず本』（主婦の友社）、『きょうの料理』（NHK出版）等。
※記載内容は、取材対象者及び筆者の個人的な見解であり、特定の商品または発酵食品についての効果効用を保証するものではありません。
