調理時間:15分
優れた整腸パワーが期待できるのが、日本が誇る発酵食品の納豆。納豆に含まれる納豆菌は腸内の悪玉菌の増殖を抑え、善玉菌の増殖を促す働きがあり、しかも食物繊維があることで、腸内での働きも盛んになるといううれしい効果が。また、和製ハーブのしそはアレルギー症状の緩和にも有効なのだそう。この2つを一度に食べれば免疫力アップが期待できるだけでなく、普段とは違う納豆の食べ方も新鮮で、おやつ感覚でパクパクと食べられるのも魅力です。
材料 ※4人分
- 青しそ 20枚
- ひきわり納豆 3パック
- 塩吹き昆布(細切りのもの) 大さじ2
- 春巻の皮 4枚
- サラダ油 適量
- ポン酢醤油やレモン醤油など 適宜
- ①青しそは根元の軸を切り、縦半分に切ってから千切りにする。納豆は付属のタレを加えて混ぜる。塩吹き昆布は粗みじん切りにして刻み、すべてをボウルに入れて混ぜ合わせる
- ②春巻の皮は角を手前にして広げ、①の1/4の量を皮の対角線手前側に広げる
- ③皮の手前側の角で具を包み込むように折った後、左右の角を中央に向かって折り、くるくると短冊形になるように巻く。巻き終われば皮に水をつけてピッタリとくっつけること
- ④フライパンに薄く油をしき、③を並べて中火で両面を焼く。皮に焼き色がついたら取り出し、冷めたら一口大に切って盛る。食べる際はタレやドレッシングなどをかける
荒木 慶子(あらきけいこ)
1972年に渡米し、デュマ・ピエークッキングスクール全課程修了。1984年に料理スタジオ「クックダム」を設立。料理教室主宰、食品企業の商品開発などを行う。1990年には中国陝西省現代中医学 元漢方医 張先生につき東洋医学・薬膳を学ぶ。2016年にNPO法人認知症サポートネットに入会し、現在は認知症予防料理アドバイザーとして活躍。主な著書に『おかあさんのおかず本』(主婦の友社)、『きょうの料理』(NHK出版)等。
※記載内容は、取材対象者及び筆者の個人的な見解であり、特定の商品または発酵食品についての効果効用を保証するものではありません。