調理時間:25分
ミネストローネはスープの中でも野菜がたっぷり取れる健康美活メニューの1つ。このレシピでは野菜の中でも抗酸化作用を持つリコピンが豊富なトマトをはじめ、食物繊維を含むインゲン豆、皮膚や粘膜を健康に保つビタミンAが多いにんじんなど、免疫力を高める栄養素を含んだ野菜を使用しました。また、発酵食品である白ワイン酢やバルサミコ酢には抗菌作用があり、有機酸やグルコン酸が腸内環境を整えて、疲れにくくストレスに強い体を作る働きがあると一般的に言われています。簡単に作れるのもうれしいメニューです。
材料 ※6〜8人分
- ベーコン 3枚
- A
たまねぎ(みじん切りにしたもの) 1/2カップ分
セロリ(みじん切りにしたもの) 1/4カップ分
にんじん(みじん切りにしたもの) 1/3カップ分
- チキンスープ 3カップ
- 赤いんげん豆の缶詰 1缶
- 白いんげん豆の缶詰 1缶
- カットトマトの水煮 1缶
- ローリエ(ベイリーフ) 1枚
- 白ワイン酢 大さじ1
- バルサミコ酢 小さじ1/2
- オリーブ油 大さじ2
- 塩こしょう 適量
- ①シチュー用の深鍋にオリーブ油を入れて熱し、細切りにしたベーコンを入れて炒める。色が変わればAの野菜を加えてさらに炒める
- ②全体がしんなりしたら、チキンスープ、赤・白いんげん豆(汁気は切る)、トマトの水煮、ローリエを入れて10分ほど煮込む。アクが浮けば取ること
- ③白ワイン酢、バルサミコ酢を加えてさらに5分ほど煮込み、塩こしょうで調味する。酸味を強く感じる場合はハチミツやメープルシロップを少々加える
- ※ショートパスタを加えるとボリュームのある一品になる
荒木 慶子(あらきけいこ)
1972年に渡米し、デュマ・ピエークッキングスクール全課程修了。1984年に料理スタジオ「クックダム」を設立。料理教室主宰、食品企業の商品開発などを行う。1990年には中国陝西省現代中医学 元漢方医 張先生につき東洋医学・薬膳を学ぶ。2016年にNPO法人認知症サポートネットに入会し、現在は認知症予防料理アドバイザーとして活躍。主な著書に『おかあさんのおかず本』(主婦の友社)、『きょうの料理』(NHK出版)等。
※記載内容は、取材対象者及び筆者の個人的な見解であり、特定の商品または発酵食品についての効果効用を保証するものではありません。