紫キャベツでカラフル!お手軽なザワークラウト風
ドイツのお漬物ともいえるザワークラウトをヒントにした一品。紫キャベツならアントシアニンというポリフェノールも含んでいるので、抗酸化作用もあり、アンチエイジングも期待できます。普通のキャベツと比べて食感がかたいので、一度スープで煮てから使うとおいしく食べられます。そして、風味付けには、白ワインビネガーがおすすめ。ワインビネガーは、ぶどうから果汁を搾ってワインをつくり、酢酸発酵させたものです。フルーティな香りと爽やかな酸味が楽しめるだけでなく、食感も柔らかくなり、色もきれいに仕上がります。そのままサラダ感覚で食べるのはもちろん、サンドイッチの具や肉料理の付け合わせなど、いろいろな食べ方でどうぞ。
調理時間:15分
保存期間:10日〜2週間
材料
- 紫キャベツ 1/2玉(約400〜500g)
- チキンスープ 1.5カップ(300cc)
- A
白ワインビネガー 大さじ4
砂糖 大さじ2
塩 小さじ1/8
- B
ローリエ 2枚
キャラウェイシード 小さじ1/8 ※キャラウェイパウダーの場合はひとつまみ
- オリーブ油 適量
- ①紫キャベツは3〜4等分にした後に細切りにする。ザルに入れ、流し水をかけて洗う
- ②深めのフライパンにオリーブ油を熱し、①を入れて強火で1〜2分炒める
- ③チキンスープとAを混ぜ合わせ、②に加えた後に中火にし、フタをして4〜5分煮る。途中でBも加え、時々上下を返すようにしてかき混ぜる
- ④③がきれいな紫色になればフタを外し、強火で2〜3分炒めて汁気を飛ばす。よく冷ました後、保存容器に入れて冷蔵保存する
荒木 慶子(あらきけいこ)
1972年に渡米し、デュマ・ピエークッキングスクール全課程修了。1984年に料理スタジオ「クックダム」を設立。料理教室主宰、食品企業の商品開発などを行う。1990年には中国陝西省現代中医学 元漢方医 張先生につき東洋医学・薬膳を学ぶ。2016年にNPO法人認知症サポートネットに入会し、現在は認知症予防料理アドバイザーとして活躍。主な著書に『おかあさんのおかず本』(主婦の友社)、『きょうの料理』(NHK出版)等。
※記載内容は、取材対象者及び筆者の個人的な見解であり、特定の商品または発酵食品についての効果効用を保証するものではありません。