鶏ガラベースの出汁に牛乳を入れた奈良の郷土料理である飛鳥鍋。牛乳の代わりに豆乳を使ってローカロリーに仕上げました。菌活にもおすすめのきのこ類は、真っ白な鍋に合わせて白いきのこをチョイス。さらにキムチを入れると、まろやかな風味のアクセントになるだけでなく、発酵パワーも取り入れることができます。
材料 ※4人分
- 豆乳 2.5カップ
- チキンスープ 1カップ
- 清酒 大さじ1
- 白まいたけ 1パック
- 白しめじ 1パック
- えのき茸 1パック
- 白菜キムチ 200g
- ごま油 大さじ1
- 塩 少々
- 柚子胡椒 適宜
- ①きのこ類は石づきを取り、細かくほぐす
- ②キムチは汁気をぬぐい、ざく切りにする
- ③鍋にごま油を入れて熱し、①を加えてさっと炒め、チキンスープと清酒を加えて2〜3分煮る
- ④アクを取り、豆乳とキムチ(半分の量)を加えて中火で煮る。残りのキムチは辛さを調整しながら後で加える
- ⑤煮立ったら火を止め、塩で調味する。器に盛り、好みで柚子胡椒を加える
- ※彩りに三つ葉やせりを加えてもよい
荒木 慶子(あらきけいこ)
1972年に渡米し、デュマ・ピエークッキングスクール全課程修了。1984年に料理スタジオ「クックダム」を設立。料理教室主宰、食品企業の商品開発などを行う。1990年には中国陝西省現代中医学 元漢方医 張先生につき東洋医学・薬膳を学ぶ。2016年にNPO法人認知症サポートネットに入会し、現在は認知症予防料理アドバイザーとして活躍。主な著書に『おかあさんのおかず本』(主婦の友社)、『きょうの料理』(NHK出版)等。
※記載内容は、取材対象者及び筆者の個人的な見解であり、特定の商品または発酵食品についての効果効用を保証するものではありません。