醤油やうずら卵、柚子胡椒などで調味し、粘りをおさえてサラッとさせた旨みたっぷりの納豆ソース。これを茹でた野菜などにかけて味わうヘルシーメニューです。このソースはどんな食材にも合うので、味噌やごま油などでアレンジを加えれば、いろんな料理に応用できます。今回のように白菜・えのき・梨といった風味と歯応えの異なるものを一緒に使えば、食感のめりはりが出て楽しめます。
材料 ※4人分
- 白菜(白い軸の部分のみ) 1〜2枚分
- えのき茸 1束
- 梨 1個(リンゴや洋梨でもよい)
〈B〉※先に合わせておく
- だし汁 1/2カップ
- みりん 小さじ2
- 淡口醬油 小さじ1/2
- 塩 少々
〈C〉※先に合わせておく
- ひきわり納豆 1パック
- うずら卵 1個
- 淡口醬油 小さじ1/4
- 柚子胡椒 少々
- みりん 小さじ1/2(600Wの電子レンジで約10秒温めて使用。湯気が上がればOK)
- ①白菜は5cmの長さに揃え、千切りにする。
- ②えのき茸は熱湯にさっとくぐらせ、根を切り落とす
- ③梨は皮をむき、半分にした後、3〜4mmの薄切りにした後、千切りにする
- ④バットに①②③を置き、上から〈B〉をかけ、ひたひたに浸かるようにして15分ほど置く。
- ⑤器に白菜、梨、えのき茸の順に重ねて盛りつけ、〈C〉をくらかけにする
荒木 慶子(あらきけいこ)
1972年に渡米し、デュマ・ピエークッキングスクール全課程修了。1984年に料理スタジオ「クックダム」を設立。料理教室主宰、食品企業の商品開発などを行う。1990年には中国陝西省現代中医学 元漢方医 張先生につき東洋医学・薬膳を学ぶ。2016年にNPO法人認知症サポートネットに入会し、現在は認知症予防料理アドバイザーとして活躍。主な著書に『おかあさんのおかず本』(主婦の友社)、『きょうの料理』(NHK出版)等。
※記載内容は、取材対象者及び筆者の個人的な見解であり、特定の商品または発酵食品についての効果効用を保証するものではありません。