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菌活女子

献立:料理研究家・荒木慶子先生が教える 年末年始で疲れた体を発酵食料理でいたわる!

2018.4.11

長年に渡って料理教室を主宰し、簡単においしく作れる常備菜など、日々の暮らしに取り入れやすい料理が人気の料理研究家・荒木慶子先生。“正月バテ”をはじめ、疲れた体をほっと癒してくれる発酵食料理をご紹介していただきます。

正月バテは肝臓や胃腸の疲れが原因

いわゆる“正月バテ”“正月疲れ”は、食生活の乱れや偏りによって引き起こされる肝臓や胃腸の疲れが主な原因とも言われています。肝臓が処理をする能力が追いつかず、それが肝臓への負担となり、ダメージを受けることがあります。さらにお酒などアルコールを過度に摂取すると、体内で解毒・分解が続いて肝臓が疲弊してしまうことも。また、不規則な生活もストレスになり、肝臓にはよくありません。

腸内環境を整える発酵食で胃腸を回復

さらに胃腸も飲み会や外食の機会が増えて食べ過ぎが続くと、消化できなかった食べ物が胃に溜まります。すると、胃酸が過剰に分泌される一方で、胃壁を守る粘液の分泌が少なくなり、胃腸の粘膜が弱っていきます。こうやって疲れた肝臓や胃腸を回復させる食品として、ぜひ取り入れたいのが発酵食です。なぜなら、発酵食は腸内環境を整える腸内細菌を元気にしてくれる菌をたっぷり含んでいるから。その中でも味噌はタンパク質やビタミン、ミネラルといった味噌独自の有効成分を豊富に含む上、肝臓の解毒機能を高める効果も期待できると言われています。

リンゴや根菜類と組み合わせて胃腸を休める

胃腸や肝臓をいたわるには、とにかく胃腸を休めること。そのためには、温かく、消化のよいものを食べるのが一番です。消化のいい食材としては、長芋やリンゴ、根菜類などがいいですね。リンゴは食物繊維が少ない上、消化の手助けをしてくれ、長芋は特有のネバネバとした食感が胃の粘膜を保護してくれる役目も。また、大根は消化酵素を含んでいるので、胃もたれなどがある時におすすめです。 “正月バテ”で疲れた体を発酵食料理で癒してください。

荒木 慶子(あらきけいこ)

1972年に渡米し、デュマ・ピエークッキングスクール全課程修了。1984年に料理スタジオ「クックダム」を設立。料理教室主宰、食品企業の商品開発などを行う。1990年には中国陝西省現代中医学 元漢方医 張先生につき東洋医学・薬膳を学ぶ。2016年にNPO法人認知症サポートネットに入会し、現在は認知症予防料理アドバイザーとして活躍。主な著書に『おかあさんのおかず本』(主婦の友社)、『きょうの料理』(NHK出版)等。

※記載内容は、取材対象者及び筆者の個人的な見解であり、特定の商品または発酵食品についての効果効用を保証するものではありません。

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