ほくほく、モッチリとしたニョッキは、イタリアのマンマの味。じゃがいもなど根菜類は体を温めてくれると言われ、ほうれん草は増血食材だったりと、冬の寒い季節に積極的に摂取したい食材が豊富に使えるのもうれしい一品です。生地に野菜が入るため、通常のパスタよりも栄養バランスがよく、ヘルシーなのも魅力!
材料 ※4人分
- じゃがいも(大サイズ) 2個(約400g)
- ほうれん草 1束
- 薄力粉 130g
- 溶き卵 1/2個分
- ナツメグ ひとふり
- トマトソース 1カップ
- シナモン 小さじ1/6
- 粉チーズ 大さじ2
- 塩 適量
- ①じゃがいもは皮ごと茹で、熱いうちに裏ごしし、広げて冷ます
- ②ほうれん草は葉と軸に分けてから塩茹でし、水気を絞ってからみじん切りにする
- ③①と②、薄力粉、溶き卵、ナツメグを練り混ぜ、直径3〜4cmの筒状にする。1〜1.5cmの輪切りにし、フォークにのせて軽く親指で押し、転がすようにして熱湯に落として茹でる
- ④浮き上がればすくいあげてバットに取る。器にニョッキを盛り、シナモンを加えたトマトソース、粉チーズをかける
トマトソースの作り方
材料 ※4人分
- トマトの水煮 800g
- 玉ねぎ(みじん切り) 50g
- にんにく 1片
- オリーブ油 大さじ4
- ローリエ 1枚
- ※上記の材料をフライパンで混ぜ合わせ、煮詰めたら完成
荒木 慶子(あらきけいこ)
1972年に渡米し、デュマ・ピエークッキングスクール全課程修了。1984年に料理スタジオ「クックダム」を設立。料理教室主宰、食品企業の商品開発などを行う。1990年には中国陝西省現代中医学 元漢方医 張先生につき東洋医学・薬膳を学ぶ。2016年にNPO法人認知症サポートネットに入会し、現在は認知症予防料理アドバイザーとして活躍。主な著書に『おかあさんのおかず本』(主婦の友社)、『きょうの料理』(NHK出版)等。
※記載内容は、取材対象者及び筆者の個人的な見解であり、特定の商品または発酵食品についての効果効用を保証するものではありません。