秋バテにもつながる“鉄分不足“を解消するため、献立にぜひ取り入れたいのがひじき料理です。彩りのよいにんじん、いんげんと合わせて炒め物にするこのレシピでは、味付けがほぼ塩麹なので、味わいはまろやか、酵素のおかげで胃腸にもやさしい仕上がりとなります。ひじきの煮物よりもだし汁がいらない、調理時間が短いなどの点で、より作りやすい1品でもあります。
調理時間:約15分 ※ひじきを戻す時間を除く
保存期間:冷蔵庫で2~3日
材料 ※2人分
- ひじき(乾燥) 10g
- にんじん 1/5本(約30g)
- いんげん 4~5本
- 塩麹 大さじ1
- 白いりごま 少々
- こしょう 少々
- ごま油 小さじ1
- ①ひじきはたっぷりの水で戻してから水気を切る。にんじんは4~5㎝長さのせん切りに、いんげんはヘタを切り落として4~5㎝幅の斜め切りにする。
- ②フライパンにごま油を入れて中火で熱し、にんじんといんげんを1分ほど炒める。続けて、ひじきを入れてさらに2分ほど炒める。
- ③火を少し弱めてから塩麹を入れ、だまのないよう炒め合わせる。最後にごまとこしょうを加えてさっと混ぜ合わせる。
冨田ただすけ(とみたただすけ)
日本料理店での修行や食品メーカーの研究開発の経験をもとに、和食レシピサイト「白ごはん.com」を2008年にスタート。レシピ開発から撮影までをすべて自身で手掛ける。サラリーマン時代に細々とはじめたサイトが人気を集め、2013年に料理研究家として独立。家庭で作りやすい和食レシピを雑誌や書籍、ウェブなどさまざまなメディアでも紹介中。
白ごはん.com https://www.sirogohan.com/
※記載内容は、取材対象者及び筆者の個人的な見解であり、特定の商品または発酵食品についての効果効用を保証するものではありません。