日本を代表する発酵食品の多くが麹菌由来
日本を代表する発酵食品たち1で、いかに日本が麹菌パラダイスであるかということを述べましたが、麹菌を使った代表的な発酵食品をご紹介します。
【味噌】
大豆などに麹を加えて発酵させたもの。米や麦、豆など、麹の原料によって味が変わる。
【しょうゆ】
大豆と小麦を麹菌で発酵させたもの。塩味、うまみなどバランスのとれた万能調味料。
【米酢】
蒸した米と米麹が主な原料。まろやかな味わいで酢の物や寿司など幅広い料理に。
【本みりん】
米麹に蒸したもち米やアルコールを加えて仕込む、自然な甘みの調味料。
【日本酒】
蒸し米、米麹、酵母を発酵させて漉したもの。醸造酒としては世界で最もアルコール度数が高い。
【甘酒】
米と米麹を原料とし、豊富に栄養素を含むことから“飲む点滴”とも呼ばれる。※酒粕を原料とするものもある。
【塩麹】
米麹と塩、水からつくられる。塩味をつけるだけでなく食材のうまみもアップさせる。
普段、何気なく使っている調味料や飲み物も、日本の風土と文化だからこそ培われたものだと思うと、おいしさもひとしおですね。
※記載内容は特定の商品または発酵食品についての効果効能を保証するものではありません。