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水キムチは乳酸菌満載な「飲むサラダ」

2017.11.21

水キムチってどんなもの?

水キムチは、漬け汁に野菜やフルーツを浸して発酵させた汁たっぷりの発酵食品。キムチと言っても赤とうがらしを使っていないため辛くなく、浅漬けやサラダ感覚で食べることができます。とうがらし入りの辛いキムチが苦手な方や、子どもでも食べやすい種類のキムチです。
家庭にある材料で簡単につくることができるので、つくり置きしておけば、そのまま食べたり、料理にアレンジしたり、便利な野菜のおかずとして使えます。

植物性乳酸菌の宝庫!

水キムチには、すばらしい発酵パワーがいっぱい!
まず知っていただきたいのが、植物性の乳酸菌が豊富に含まれていること。

動物性の乳酸菌が胃液や腸液の酸に弱いのに対して、植物性の乳酸菌は胃や腸のなかでも死滅することなく多く生き残って、腸まで到達します。
腸に届いた乳酸菌は、腸内の環境を整え活性化。
腸が健康になると、まず免疫力があがり、生活習慣病や大腸ガンのリスク予防、美肌、ストレスに強くなるなどの健康効果が期待できると言われています。
塩分も控えめなので、血圧が気になる人にもおすすめです。

汁までおいしい、飲むサラダ

水キムチは食物繊維が豊富な生の野菜をたっぷり使います。腸内のそうじをしてくれる食物繊維と植物性乳酸菌のタッグは便秘解消に効果的な組み合わせ。さらにカラフルな野菜の色素に含まれる抗酸化物質や、抗酸化作用のあるファイトケミカルなど、野菜は栄養の宝庫です。

栄養の中には加熱に弱いものもありますが、汁ごといただくことによって溶け出した栄養まで無駄なく摂取できるのが、水キムチのいいところ。

韓国では、食事の最初に汁ごと食べて、胃を活性化させる習慣があるそうです。
発酵によってさわやかさと深みが引き出された漬け汁はおいしく、スープにして飲んだり、調味料として使ったり、冷麺のスープに加えるなどして活用されています。

家庭でできる水キムチのつくり方

つくり方は簡単。すべてスーパーで販売している食材でつくることができます。

材料

・水 400cc
・上新粉(米粉などでもOK) 小さじ1
・塩 小さじ2
・A(酢 大さじ3 しょうが薄切り5~6枚 ニンニク薄切り2枚 りんごスライス1/2個分)
・お好みの野菜300g

作り方

1:水と上新粉、塩を煮たてた汁を、常温まで冷まします。
2:Aを合わせて加え、漬け汁をつくります。
3:そこへ、塩(分量外)もみして水を拭いた野菜(白菜やキュウリ、大根など)を漬け込み、常温で発酵させます。

ポイントは、りんごを入れること。皮に乳酸菌がたくさんいるので皮ごと使います。
環境によって条件は異なりますが、春夏なら1~2日、夏なら半日、冬場は2~3日で食べ頃に。漬けたてから、食べ頃(~約1週間)、古漬け(~2週間)と、発酵が進むにつれ味が変化するので、飽きずに長く食べ続けることができます。

意外なおいしさ! フルーツ水キムチ

どんな野菜とも相性がよいため、季節ごとに野菜を変えれば年中バリエーションが楽しめます。
おすすめは、フルーツの水キムチ。
意外だと思われるかもしれませんが、ほのかな塩気がフルーツの甘味が引き立たせます。
ヨーグルトに入れたり、ワインに合わせたり、凍らせてスムージーにしたりと、いろいろと使い回すことができて便利です。
異臭がする場合は雑菌が繁殖している可能性が高いので、残念ですが新たにつくり直しましょう。

※記載内容は特定の商品または発酵食品についての効果効能を保証するものではありません。

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