A. 毎食にバランスよくとり入れて。夕食には発酵食品を多めに。
発酵食品、特に納豆やヨーグルトは、夜に食べる方が良いという説があります。
「納豆に含まれるナットウキナーゼには血液をサラサラにする効果があるため、寝ている間の血栓予防に役立つ」「ヨーグルトに含まれる乳酸菌が腸内環境を整えてくれるので、朝のお通じにつながる」などと言われますが、「夜でなくてはいけない」という科学的な根拠は特に見つかっていません。決して「朝や昼に発酵食品をとっても意味がない」というわけではありません。また、夜に発酵食品をとったからといって、翌朝劇的にからだに変化が表れるというものではありません。
もちろん夜にとるメリットはあります。発酵食品はすでにでんぷんやタンパク質などの栄養素が分解されていることが多く、体内の消化器で分解する必要がなくなるため、夜遅くの食事がからだにかける負担を減らすことができます。そういう意味合いでも、わざわざ夜だけに発酵食品を食べるのではなく、「夜の食事には発酵食品をより多くとり入れる」というくらいの姿勢がベターかもしれません。
発酵食品はできるだけ毎食にバランスよくとり入れるようにしましょう。
※記載内容は特定の商品または発酵食品についての効果効能を保証するものではありません。