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インタビュー

日本美腸協会理事長 小野咲さんインタビュー4 エイジングケアに期待大。 発酵食品で美肌をめざそう!

2017.12.5

年齢を感じさせない美しい肌は多くの女性の憧れ。いつまでも若々しくいるために、日頃からきちんとケアをしておきたいところ。とくに乾燥が気になる冬は、いつも以上の心がけが必要です。

そして冬の美肌対策にぜひ取り入れてほしいのが発酵食品を食べること。菌や酵素の力で腸内環境を整える作用があるとも言われる発酵食品は、肌にもいい影響をもたらすことが期待できます。そこで、日本美腸協会理事長の小野咲さんに、発酵食品の美肌効果について話を聞いてきました。

小野咲(日本美腸協会理事長)

一般社団法人日本美腸協会理事長。看護師として小児病院で働くなか、手術の際に腸が傷つく事で命に大きく影響を及ぼす事を知り、腸についての勉強を始める。その後【美腸エステ®】という新しいジャンルの体質改善No.1エステティックGENIEを、青山と恵比寿に立ち上げ、腸もみを通じて、多くの人々に腸を健康にして美しくなるための知識やケア方法を伝えている。2017年7月、腸ケアによるダイエット方法をまとめた『下がらないカラダ』を上梓した。

書籍の紹介

下がらないカラダ小野咲(著)
定価:本体価格 1,200円 + 税
ISBN978-4-7631-3618-3 C0077
四六判並製 本文190ページ
2017年7月5日初版発行

発酵食品が美肌にいいのは腸内環境を正常化してくれるから

なぜ美肌対策に発酵食品を食べることが効果的なのか。それは「第二の脳」とも呼ばれる腸が、人間の身体にとってとても重要な器官だからです。

小野「腸は約200㎡にもおよぶ表面積で、消化された食べ物や水分を吸収し、身体のいたるところに送り出しています。だから、腸の調子が悪くなると、栄養が効率よく吸収されなくなり、肌にも悪影響をおよぼすんです。そして、腸を活性化させて調子を整えてくれるのが発酵食品に含まれる菌の力。毎食発酵食品を食べるようにすることが、腸内環境が改善につながっていくといえます。」

つまり、発酵食品を食べることが美肌につながる理由は、腸内環境が整い、肌への悪影響が解消されるから。しかも、腸内環境が正常化されることで、肌へのいい影響も現れはじめるといいます。

小野「腸内環境が整うと、身体にいいものがきちんと吸収されるようになるので、肌のすみずみまで栄養が行き届くようになります。また、血の巡りもよくなるので、肌に内側からハリが出てくるようになるんです」

美肌にいい発酵食品の取り入れ方は「毎食食べる」こと!

腸内環境を正常化させ美肌に導いてくれることが期待できる発酵食品。どのように取り入れるのが効果的なのでしょうか。

小野「毎食1品ずつで構わないので、食生活のなかに発酵食品を取り入れるようにしましょう。たとえば、朝ごはんをヨーグルトにしたり、昼食に納豆をプラスしたり。漬物や味噌汁は代表的な発酵食品なので、和食中心の生活に変えると、意識せずに多くの発酵食品を取り入れることができますよ」

ほかに、普段使っている調味料を「塩 → 塩麹」「醤油 → 醤油麹」「砂糖 → 甘酒」というように、発酵調味料に変えるだけで、簡単に発酵食品を食生活に取り入れることができるそうです。

発酵食品の力は外側からの美肌ケアにも使える

さらに発酵食品は、身体の内側からだけでなく、外側からも肌にいい影響を与えてくれるといいます。

小野「米ぬかや酒粕は、パック代わりに肌に塗るのも効果を期待できるのではないかと思います。さまざまな化粧品メーカーが発酵がもたらす美肌効果に着目し、商品の成分として取り入れているんですよ」

実は、日本美腸協会のサロンに勤める女性たちの間で、発酵食品を使った美容法はもはや当たり前のものなんだとか。小野さん自身も米ぬかや酒粕のパックで、外側からの美肌ケアをしているそうです。

やり方はとても簡単で、市販されている酒粕や米ぬかを顔全体にまんべんなく塗り、5分ほどパックしたら洗い流すだけ。実際に試してみると、肌のざらつきやごわつきがなくなり、するんとした手触りになった気がしました。独特のにおいが気になるときは、いつもの洗顔料やパックなどに混ぜて使ってみるといいかもしれません。

発酵食品の力で若々しい美肌を手に入れよう!

内側からはもちろん、外側からも肌にいい影響を与えてくれる発酵食品。乾燥が気になりだす冬に向けて、発酵食品を取り入れた美肌対策をさっそくはじめてみてはいかがでしょうか。

取材・文/近藤世菜
撮影/石田祥平

※記載内容は、取材対象者及び筆者の個人的な見解であり、特定の商品または発酵食品についての効果効用を保証するものではありません。

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