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インタビュー

プロ棋士 都成竜馬さんインタビュー【第1回】 将棋少年を支えた食事とは?

2018.12.26

空前の将棋ブームで将棋ファンの裾野がぐっと広がった昨今。盤上の戦いだけではなく、「将棋めし」と呼ばれる、対局中の出前で何を頼むかというような、棋士の「食」までもが注目を集めています。
棋士は、普段何を食べて、熾烈な戦いの場に臨んでいるのでしょう。彼らの「食」にこそ、強い集中力や鋭い判断力の秘訣が隠れているかもしれません。

気鋭のプロ棋士・都成竜馬さんに、将棋の道を志した少年時代から現在に至るまでのお話を伺いました。

都成竜馬(棋士)

となり りゅうま
1990年宮崎県生まれ。プロ棋士。2013年に奨励会員として初の新人王戦優勝という快挙を遂げ、2016年にプロ棋士としてデビュー。2018年の竜王戦決勝トーナメントで藤井聡太七段との対局でも注目を浴びた、関西将棋界を背負って立つ気鋭棋士。実家は牛乳・乳製品などの製造・販売を営む「白水舎乳業」。

物心ついたときには将棋盤に向き合っていた

竜馬という名前は、将棋の駒のひとつ「角」が、相手の陣地に入って強力化した(=これを「成る」と言います)「竜馬(りゅうま)」という駒に由来します。

いわば、棋士に「成る」宿命を背負ってきたかのような都成さん。でも、人生最初の将棋の記憶を尋ねると、「いつから将棋を始めたか覚えていないんです。いつの間にか夢中になっていたので」と気負いなく答えます。対局中の眼光鋭い姿とはうってかわって、オフの都成さんはとても穏やかでマイペースな雰囲気です。

「物心がつく前から、将棋好きな父と兄が将棋盤を囲んでいるのを『なんだか面白そう』といつもそばで見ていたそうです。そのうちに自然にルールを覚えていて、自分も指すようになっていました」

家族に支えられた修行時代

父や兄、周囲の大人を相手に指していた都成さんはめきめき頭角をあらわし、全国の少年少女たちがしのぎを削る小学生名人戦で優勝。そして当時すでに永世名人であり数々のタイトルを手にしていた憧れの棋士・谷川浩司九段に自ら手紙を書いて弟子入りを志願。谷川浩司九段の唯一の門下生としてプロ棋士養成機関の「奨励会」に入り、将棋ファンから大きな期待と羨望を集めます。

「将棋好きな父が子ども将棋教室を開いてくれていたおかげで、宮崎という地方にいながら、いろいろな人と将棋を指すことができました。また、全国各地の大会に連れて行ってくれるなど、私が将棋を指せる環境を一生懸命作ってくれました」

月に数回、地元宮崎から奨励会のある大阪へ通っていたという多忙な少年時代。憧れの将棋の世界へと身を投じていけたのは、家族の応援と理解があったから。

「将棋にのめり込んでいった僕をあたたかく見守ってくれていた母にも感謝しています。一人前になった今でも、実家に帰ると、いつも好物のカレーライスを用意して待っていてくれるんです」

そう、少し照れくさそうに教えてくれました。

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都成さんの両親は、宮崎県宮崎市で牛乳・乳製品の製造・販売をする「白水舎乳業」を営んでいます。近年では、宮崎牛乳と米麹だけでつくった”牛乳甘酒”を開発・商品化して、美容や健康を気にかける女性を中心に人気を集めています。 次回は、棋士としての活躍を支えてくれている、両親や宮崎の実家についてお伺いします。

※記載内容は、取材対象者及び筆者の個人的な見解であり、特定の商品または発酵食品についての効果・効用を保証するものではありません。

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