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インタビュー

管理栄養士 浅野まみこ先生インタビュー まだまだ紫外線対策が必須?! 肌ケアに‘甘酒のトマトジュース割り’

2018.12.25

油断できない紫外線の脅威

日差しが落ち着いてくるとなんとなく紫外線に対して、油断をしてきてしまう頃です。ただ、残暑が過ぎて日差しが落ち着いても、紫外線は、常にふり降り注いでいるのはご存知ですか?

気象庁によると、薄曇りで快晴時の8~9割、曇りの場合は約6割、雨が降っていても約3割の有害紫外線が観測されています。曇りの日は、快晴時より強い紫外線が観測されると言われ、冬になっても夏の1/3は常に紫外線が降り注いでいます。
室内にいるから安心と思っている方もいますが、紫外線は、窓やガラスを通り室内にも入ってきます。紫外線とは、そんな“油断のならないもの”なのです。
今の時期でも、油断は禁物。しっかり肌ケアを考えたいところです。

栄養素をしっかりと摂取して腸内環境を整える

栄養素をしっかりと摂取するために、まず意識してほしいのは、腸内環境です。夏に冷たいものばかりを食べていたり、秋に暴飲暴食をした方、腸内環境も乱れている可能性があります。肌の状態は、腸の状態を表すと言われ、栄養をしっかり吸収させ、いらないものを排泄させていく循環には、腸を整えることが必須です。まずは、善玉菌のエサとなる発酵食品を摂取することと、食物繊維を意識することです。腸内環境を整えることで、循環を高め、肌を作るための栄養素である良質なタンパク質、ビタミン、ミネラルを摂取します。
さらに、シミやシワなどの原因となる、紫外線による酸化を修復してくれる抗酸化ビタミンをしっかりと摂取することが重要です。

ただし、腸内環境が整ったからといって、年末年始に食べ過ぎてしまうと、栄養だけでなく冬ごもりのための脂肪もたくさん蓄えてしまいますので、注意してくださいね。

トマトに含まれるリコピンが肌の力強い味方に

肌ケアに手軽でおススメなのが、“甘酒のトマトジュース割り”です。

甘酒は、B6、B12、ナイアシンなどのビタミンB群が豊富に含まれ、肌の修復の働きに効果が期待できます。また、甘酒は発酵食品ですので、腸内環境を整え、便秘の予防・改善等などの効果も期待できます。

さらに、トマトに含まれるリコピンには、強い抗酸化作用があり、紫外線による肌のダメージの軽減、シミの原因となるメラニンの生成を抑えるほか、コラーゲンの産生を促進させ、シワを予防する効果なども研究されています。

甘酒とトマトジュース(無塩)の組み合わせは、手軽に腸内環境を整えながら、肌ケアに必須の栄養素を取れる組み合わせと言えます。

合わせることで可愛いピンク色になり、トマトの爽やかな酸味と甘酒のさっぱりとした味わいになります。ぜひ、“甘酒のトマトジュース割り”で、真冬に向けての準備をしていきましょう。

浅野まみこ(株式会社エビータ 代表取締役 / 管理栄養士)

1997年 東京家政大学家政学部栄養学科を卒業。同年に、管理栄養士国家資格を取得し、管理栄養士としての活動をスタート。集団給食、病院給食業務を経て、770床の総合病院をはじめ、臨床栄養を実践。約4年間の病院勤務。病院時代から専門としていた糖尿病を研究テーマとし、その後企業や病院でのカウンセリング専門業務を実施。行動変容をベースとした栄養カウンセリングのプログラムを確立。2007年に独立。2008年株式会社を設立。栄養指導の件数は、18000件以上になる。カウンセリング業務専門会社の予定が、レシピ開発なども人気となり、現在は、カウンセリングサービス、料理・商品開発、講演、コンサルティングと多岐にわたる。TBS名医のTHE太鼓判準レギュラー、NHKおはよう日本をはじめ、メディアに多数出演。夕刊フジ水曜日に連載を持つ。著書に「『コンビニ・外食』で健康になる方法」(草思社)、「血糖値を下げる夜9時からの遅ごはん」(誠文堂新光社)などがある。

※記載内容は、取材対象者及び筆者の個人的な見解であり、特定の商品または発酵食品についての効果・効用を保証するものではありません。

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